静かな空に爪痕残す

情事を描いたR18小説。13匹の金魚飼育とサイクリング備忘録。

カテゴリ: 秘密のツボ

俺は緑川隆二



3流大学を出て小さな食品メーカーに勤めている冴えないサラリーマン。

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兄貴は1流大学を卒業して大企業に就職した秀才で子供の頃はよく比較されて




惨めな思いをしてきた。



だからといって兄貴の事は嫌いではなく、いつも後をついて回っていた。



社交的で性格の良い兄貴はみんなから慕われていて頼りになる存在だった。




いつかは兄貴みたいになりたい!と頑張ってみたが、不器用な自分には無理だった。



今日も上司に『覇気が無い!売上はどうなった?』と散々怒鳴られて退社してきた。



唯一の癒やしは腰痛で通っている整骨院での治療だった。





つづく


緑川隆二→25歳の冴えないサラリーマン
小田円佳→中学の同級生
神野貞子→謎の柔道整復師

整骨院に入ると受付嬢のアラサー女子が笑顔で迎えてくれる。




『こんばんは!』




この笑顔が見たくてココに通っているようなものだ。




『お荷物コチラヘどうぞ!すぐにご案内出来ますよ!!』




手際よく荷物を入れる籠を差し出すと、笑顔でベッドに案内してくれた。




カーテンで仕切られたベッドにうつ伏せで寝ると受付嬢がバスタオルを掛けてくれる。




この時に指先が体に一瞬触れるのが楽しみで堪らない!




『少々お待ちくださいね!』



このまま治療してくれたら最高なんだけどなぁ…。




実際に治療してくれるのは柔道上がりのゴッツい男性が多く




2人いる女性の柔道整復師に当たると喜びが止まらない!




うつ伏せで暫く先生を待つと、やっと足音が近づいてきた。

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『お待たせしましたぁ…』




か細い声の若そうな女性の声だった。




やったぁ~!きょうはついてるぜ!!






つづく


緑川隆二→25歳の冴えないサラリーマン
小田円佳→中学の同級生
白井美穂→整骨院のアラサー受付嬢
神野貞子→謎の柔道整復師

『緑川さん、初めまして神野貞子と申します。よろしくお願い致します』




『こちらこそ…どうも!』




顔を上げて神野貞子の顔を見ようとしたが、背中を手で抑えられて動きが取れなかった。



『本日はどうですか?』



『あぁ…いつもの腰と今日は首肩周りもお願いします!』





『了解しました!』




耳元で囁かれているような小さな声だった。




細い指先で患部を指圧されると、心地良い刺激に凝りが解消されていくようだった。

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指の感触が受付嬢の白井美穂に似ていて想像したら遮断機が少々膨らんでしまった(^^;)




『この凝り具合ですとハリ治療をされた方が宜しいかと思いますが、如何でしょうか?』




ハリ治療という事は背中をこの指で直接触って貰えると不純な考えが沸いてしまい




『ハイ!お願いします!!』




と即答してしまった。




つづく


緑川隆二→25歳の冴えないサラリーマン
小田円佳→中学の同級生
白井美穂→整骨院のアラサー受付嬢
神野貞子→謎の柔道整復師

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