静かな空に爪痕残す

情事を描いたR18小説とサイクリング備忘録。メダカのビオトープと12匹の金魚飼育。二次小説も構想中です!

2018年02月

菊川美香は椅子に座ると素早く足を組んだ。



色白でスラッとした細くて長い足を俺は本能的に目で追ってしまった。



『あっ!勝手にギター使っちゃってゴメンね!!』



『別に大丈夫よ!部のヤツだから…』



『もしかして、菊川さん、軽音楽部なの?』



『うん!私はベース担当なんだよ。平井君、ギター弾けるんだね。凄く上手かったよ!!』



アッチの方もテクニシャンなのよ…。再び美香の体を目で追った。



『ありがとう!俺そろそろ行かないといけなかったんだった!!じゃあ、またね』




もっと美香と話をしたかったが、みんなとの約束があるので



ギターを元の位置に戻してそそくさと音楽室を後にした。





つづく 


平井哲雄→36歳の男がタイムスリップして同姓同名の高校生に生まれ変わった。 

川口健太→哲雄の親友 
戸田和樹→長身で喧嘩が強い 
嵐山達也→イケメンの友達
三郷愛美→哲雄の彼女 
熊谷綾子→愛美の友人で巨乳 
川越香奈→同じクラスの和樹に片想い
菊川美香→軽音楽部ベースで哲雄の幼なじみ

音楽室の扉を開けたのはロングの黒髪少女だった。




体を左手に傾けて扉の方に視線を向けた。



開放された弦とスピーカーが共鳴してファーン!と爆音が響き渡った。



顔を見ると見覚えのある少女だった。



俺は弦を指全体で抑えて音を掻き消すと瞬発的に言った。





『もしかして、菊川美香?』



『うん!そうだよ…やっと話せたね!』




美香は笑みを浮かべて俺の方に近付いてきた。




例の平井哲雄の半生を振り返る夢に菊川美香は度々出て来ていた。



家が近かったのでいつも一緒に遊んでいたようだ。



そして、小学校3年生の時に突然引っ越してしまったのだった。



顔は子供の頃の面影があるのですぐに分かった。



変わったのは女性らしくふくよかな体型になった事だった。

IMG_20180214_222551


『何か話し掛け辛くて今まで声を掛けなくてごめんね!』





『うんうん!私の方こそごめんね!ずっと話したかったんだけどね…』





美香は俺と向き合うように近くの椅子に腰かけた。





つづく






2月も終わりが近づいてきて、もうすぐ期末テストが始まる。



勉強に力を入れていない我が校の生徒達も少しずつ焦りを感じていた。




高校に通っているからには留年は恥ずかしくて避けたいからである。




しかし、友人達は焦る様子を見せないようにして放課後にカラオケへ行く約束をしていた。



今日は達也も来れるのでいつもの男女7人で行くことになっていた。




昇降口を出る前になって突然の腹痛に襲われる。




愛美が付き添っていたい感じだったがトイレ待ちはなんとも格好悪いので




みんなと先に行って貰う事にした。




用を足してトイレを出ると音楽室の前に通りかかった。




中を見ると大きなマーシャルのアンプとスタンドに立て掛けられたギターがあった。




俺は吸い込まれるように中に入るとギターが弾きたくなった。




アンプの上に置いてあるシールドをインプットに差し込みスイッチオン!




久しぶりに爆音のフレーズを奏でた。




タイムスリップしてからギターを弾いていなかったので気持ちが高揚した。




すると、音楽室の扉が突然開いた。





つづく 


平井哲雄→36歳の男がタイムスリップして同姓同名の高校生に生まれ変わった。 

川口健太→哲雄の親友 
戸田和樹→長身で喧嘩が強い 
嵐山達也→イケメンの友達
三郷愛美→哲雄の彼女 
熊谷綾子→愛美の友人で巨乳 
川越香奈→同じクラスの和樹に片想い


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